「野球肘になったけど早く治してプレーがしたい!」「せっかく野球肘が治ったのにまた再発して辛い」野球肘になると思うようにプレーができなくなって辛いですよね。
野球肘の原因の1つはオーバーユース(使いすぎ)によるものですが、原因はそれだけとは限りません。
どうして野球肘になったのか原因を明確にして適切な治療をすることで、早期の改善が見込めますし、
原因がはっきりしていれば治った後に再発させないための予防を適切に行えます。
本記事では野球肘の主な原因や治療法、予防法などを詳しく解説していきます。
野球肘が原因で思うようなプレーができないといったことにならないように、適切な治療をしていきましょう!
とにかく痛みを取りたい、プロに治してもらいたい…という方はお任せください。
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もくじ
野球肘とは?
野球肘とは、野球の投球動作によって肘を痛めるスポーツ障害の総称のことを指します。
投球において肩や肘などの同じ部分に負担がかかり続けるスポーツ動作はあまりなく、成長期の小中学生の関節付近には成熟した骨と比べて弱い成長軟骨があります。
特に小中学生に多い野球肘ですが、弱い成長軟骨によって小学生の野球肘の発生確率は約2割とかなり高い確率で野球肘になりやすいです。
そのためチーム内の選手数人が野球肘で試合に出れなかったり、肘が痛くて投げれずに大事な大会の試合で泣く泣くベンチから試合を見ているということも少なくありません。
また症状が強くなると夜間に痛みを伴って寝れなくなり、体調を崩してしまう場合もあるため早めに治療を行うことが大切です。
野球肘の主な症状は大きく分けて2種類
野球肘の主な症状は大きく分けて以下の2種類です。
- 内側型野球肘
- 外側型野球肘
野球肘になる選手の大半は内側型野球肘で、重症化するケースは少ないです。
一方で外側型野球肘は、発生する頻度自体そこまで高くはありませんが、症状が進行した場合に手術をするケースがあります。
それぞれの症状の特徴を知って、肘が痛む理由を把握しておきましょう。
内側型野球肘
内側型野球肘は、発生する頻度が高くて多くの選手が痛みを訴えており、疾患名でいうと「内側側副靭帯損傷」といいます。
痛みが出る部位は肘の内側にある骨の内側上顆あたりが最も多いと言われており、痛みが出る理由として内側側副靭帯がくっついている個所だからです。
内側側副靭帯は関節の内側が開かないように働いていますが、投球動作によって肘の内側に離れようとする力が発生して靭帯に負担をかけることになります。
発生頻度は多いですが大半のケースで重症化することは少なく、基本的に安静にしていれば自然と治ってきますので、無理をしないことが大切です。
外側型野球肘
外側型野球肘は、発生する頻度は高くありませんが痛みを感じる時にはかなり悪化しているケースが多く、疾患名でいうと「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」といいます。
外側型野球肘は、肘の上の上腕骨と下の橈骨(とうこつ)が、投球動作の際にぶつかり合うことで、骨の表面にある関節軟骨を傷つけていきます。
外側型野球肘の初期状態だと痛みを感じるケースが少ないのですが、どんどん進行して悪化していくと手術をしなくてはならないケースがある点に注意が必要です。
この外側型によってもう野球ができなくなってしまうことも十分にあり得るので、長く健康にプレーをしていくためにも定期的なチェックを怠らずにやっていきましょう!
野球肘の主な原因は2つ
野球肘の主な原因は以下の2つです。
- 原因1:オーバーユース(使いすぎ)によるもの
- 原因2:不適切なフォーム
野球肘の特に大きな原因はオーバーユース(使いすぎ)によりますが、悪いフォームで投げすぎているとさらに悪化するケースがあります。
野球肘を悪化させないためには、原因を知ってその予防をしながらプレーを行うことが重要なので、野球肘になった原因をしっかりと明確にしましょう。
以下でそれぞれの原因を解説していきます。
原因1:オーバーユース(使いすぎ)によるもの
野球肘になる1番大きな原因はオーバーユース(使いすぎ)にあります。
これは、繰り返し繰り返し投球動作を行うことによって、肘に負担がかかってしまうことが要因になります。
「必死に練習をして上手くなりたい」「チーム状況的に投げないといけない」このようにそれぞれ想いがあって投げ込みをして実現させたいことがあるから今以上に頑張ってしまう選手が多くいます。
この感情は本当に大切で絶対に無視してはいけないことですが、オーバーユースによって選手生命が断たれてしまう選手もいることは事実です。
自分の身体の状況とチームの状況などと向き合って、適切なペースでプレーを行うことが重要です。
原因2:不適切なフォーム
野球肘になる原因の2つ目が、不適切なフォームでの投球の繰り返しです。
肘が下がって体全体を使えていない、いわゆる手投げの状態で投げていると1回1回の投球で肘の負担が大きくなります。
この状態のまま球数を多く投げるとそれだけ肘にかかる負担が大きくなり、骨や靭帯の損傷が起きて故障に繋がってしまいます。
裏を返せば適切なフォームで投げればその分肘への負担を減らすことができることになるので、野球肘になった際に単なる投げすぎが原因なのか、もしくはフォームに問題があるのかしっかりとカウンセリングをして広島整体院で施術・提案をさせていただきます。
野球肘の治療法はアイシングやサポーターで安静にすること
野球肘で炎症している時の治療法は、アイシングやサポーターで安静にすることが大切です。
炎症している個所にアイシングをして痛みを抑えつつ、固定をするためのサポーターなどで痛みを軽減する効果があります。
フォームの修正といった根本的な原因を解決するのも必要な一方で、野球肘の初期の段階ではアイシングやサポーターで安静にすることが重要なので、忘れずに行いましょう。
野球肘を放置すると手術が必要な場合がある
野球肘を放置すると最悪の場合、手術が必要になるケースがあります。
痛みを我慢した状態で投げても改善することはありませんし、症状が進行すると肘の手術が必要なケースも出てくるので、長期間離脱する可能性も考えられます。
野球肘の早期の段階で、病院で受診したり整骨院や整体院で施術を受けることによって、更なる悪化を未然に防ぐことができます。
今後の選手生命を維持していくためにも、違和感を感じたらコーチや監督に相談をして安静にしつつ、専門家のアドバイスを聞きましょう。
野球肘の予防法は3つ
野球肘の予防法は以下の3つです。
- 予防法1:投げすぎないようにすること
- 予防法2:柔軟性を高める
- 予防法3:フォームを改善する
野球肘を再発させないための予防法として投げすぎないことはもちろん、柔軟性やフォーム改善をしていく必要があります。
野球肘の予防にもなりますし、結果的に球速の上昇や球質の改善も期待できるので、取り組んでいきましょう。
以下でそれぞれの予防法を解説します。
予防法1:投げすぎないようにすること
野球肘の予防法として基本的なことですが、投げすぎないようにしましょう。
特に野球肘が治ったあとすぐにオーバーワークをすると、すぐに肘を痛めてしまい再発の原因になります。
まずは球数を少なめにして、慣れてきたら徐々に増やしていって、肘の状態を確認しながらやることが重要です。
野球肘の予防のためにも、投げすぎないようにすることと投球を行った後のアイシングも忘れずに行いましょう。
予防法2:柔軟性を高める
野球肘の予防のためには、柔軟性を高めておくことが大切です。
柔軟性を高めることによって、動きに制限がなくなって負担が一箇所に集中することを避けてくれます。
肘周りの柔軟性を上げて肘にかかる負担を軽減することはもちろんのこと、股関節の柔軟性も上げることで体全体を使って投げるようになり、肘の負担を分散させる効果も期待できます。
肩や肘、股関節など体全体のストレッチを行って、野球肘の予防をしていきましょう。
予防法3:フォームを改善する
野球肘の予防のためにフォームを改善することが大切です。
肘の位置が下がっていたり、体の開きが早かったりすると肘への負担が大きくなって野球肘の再発に繋がります。
自分の適したフォームを見つけるのは本当に大変だと思いますが、フォームを正すことによって怪我の予防はもちろんのこと、球速の上昇や球質の改善といった効果を期待できますので、しっかりと取り組んでいきましょう。
野球肘が治らない理由
野球肘が治らないのは、なぜ悪くなったのかその原因を明確にしていない点にあります。
野球肘は「ここの筋肉に肘の骨が引っ張られ炎症を起こしている」「使いすぎ」とよく言われますが、肘の痛みはただの使い過ぎだけではありません。
痛みが出るたびに休むを繰り返していては根本的な解決とは言えませんし、原因を明確にして予防に努めることが大切です。
野球肘の症状や痛みが出始めた時を思い出してみてください。
最初の肘の痛みと比べると今現在の方が、痛みの度合いや痛みが出る頻度が増えてきてスポーツに集中できなくなってだんだん悪くなっているのではないでしょうか?
このだんだん悪くなっている理由がわからないと「行ったその時は良いんだけど、数日経つとまた悪くなるんだよね」のような繰り返しになってしまいます。
広島整体院では、改善はもちろん、悪化させないことの両立を意識して野球肘の改善に努めます。
広島整体院での野球肘の改善法
広島整体院での野球肘の改善法として、カウンセリングで骨か筋肉による影響なのか、原因を見極めて施術・セルフケアの提案を行います。
特に子供の野球肘は原因を突き止めて、フォームのチェックをしないと将来に影響が出てしまうので、しっかりと改善法を把握しましょう。
まずは肘の可動性、肩甲骨の動き、首や肩の関節の動き、普段の姿勢、痛みが出る時の動きなどを徹底的に分析を行います。
骨が原因であれば関節のアライメントの補正をする必要がありますし、筋肉が原因であれば肘や腕・肩周囲の筋肉のストレスを減らして以前と同じ動きが取れるように施術していきます
その際に筋肉の施術と同時に皮膚筋膜のリリースを行い、運動・試合時にプレーした時に怖さが出ないように始めのうちは当院独自の特殊な筋肉をサポートしてくれるテープを活用してもらいます。
そして普段の姿勢の指導や今後やっておくといいセルフケアの指導を行い、以前のプレーに近づけていきます。
当院では野球肘の施術が非常に得意です。
痛みが引かずに毎日辛い症状で悩まれているのであればまずは一度ご相談ください。
野球肘について納得のいく説明と施術をさせていただきます。
野球肘に関するよくある質問
Q.野球肘の予防のためにサポーターやテーピングは有効ですか?
野球肘の予防のためにサポーターやテーピングは有効です。
外反方向へかかる力を軽減したり、痛みを軽減する効果があるため、予防する1つの手段になります。
ただテーピングの仕方によって、投げづらくなったり肘関節以外の負担が大きくなってしまうケースもあるので、適切なサポーター・テーピングの仕方で行うことが大切です。
Q.野球肘を自分で治すことは可能ですか?
安静にしていたりアイシングやサポーターなどで痛みを軽減させることが可能ですが、根本的な原因を解決することができずに痛みが長引いたり野球肘が再発するリスクがあります。
野球肘の痛みを軽減することは大切ですが、原因をしっかりと突き止めて野球肘を再発させないようにすることも大切なので、広島整体院でカウンセリングをしながら個々に適した施術・提案を行います。
Q.野球肘は休んで治すのとやりながら治すのどちらが良いんですか?
ケースによって変わってくるので、どっちが良いかは一概には言えません。
野球肘の痛みといった症状や不適切なフォーム、オーバーユース(使いすぎ)による痛みの原因によって変わってきますが、一般的には休んで治す方が良いでしょう。
ただ、大会にかける想いや気持ち、チーム状況によって試合に出ないといけない場面はそれぞれあると思いますので、総合的に状況をみて最適な提案を行いたいと思います。
最終的には患者様の判断にはなりますが、最大限のサポートは当院でさせていただきます。
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この記事の監修 テレビ、雑誌などメディア出演多数。 |