成長期に膝が痛むオスグッド…。ほおっておけば大人になるまで続くことも。
そんなオスグッドのつらい症状を広島駅徒歩6分で行ける広島整体院が徹底的に解説いたします。
原因や、やってはいけない治療法、病院や他の医院に行ったのに治らない…そんな方のお悩みに答えていきます。当記事でつらい痛みから開放されましょう!
とにかく痛みを取りたい、プロに治してもらいたい…という方はお任せください。
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もくじ
オスグッドとは「膝の下の骨が剝がれて痛みの伴う疾患」
オスグッドとは膝の下の骨が剥がれて、痛みや腫れを伴う疾患です。太ももの筋肉(大腿四頭筋)が固くなり、膝の下の骨(脛骨粗面)が引っ張られることで発症します。
成長期の骨は柔らかく、強く引っ張られると骨の表面が剥がれてしまいます。成長痛とは異なり、放置すると症状が悪化するため、適切な治療が必要です。
また膝の下ではなく踵に痛みや腫れが起こった場合は、シーバー病といいます。
オスグッドの症状「運動時の膝の痛み」
オスグッドでは主に次のような症状が現れます。
- 運動中に膝が痛くなる
- ジャンプをすると膝が痛くなる
- 痛みで膝の曲げ伸ばしができない
- 膝の下が腫れて触ると痛い
運動をすると膝が痛いという方はオスグッドの可能性が高いです。
オスグッドの初期症状
オスグッドの初期症状は次のようなものです。
- 膝がズキズキと痛む
- 常に痛みがある
- 膝を動かすと痛みが増す
このような症状が現れたら「大丈夫」という言葉を鵜呑みにせず、早めに治療を行いましょう。スポーツができなくなったり、痛みで歩行が困難になったりするおそれがあります。
オスグッドの重症化症状
オスグッドを放置し重症化すると炎症が周囲に広がります。痛みが徐々に強くなって動かしていなくても痛くなり、歩行が困難に。
最悪の場合、手術が必要になることもあります。重症化すると治療を行っても完治までに長期間かかることが多いため、早めに治療を始めることが大切です。
オスグッドと成長痛の見分け方「発症年齢と痛み方」
オスグッドと成長痛は異なります。見分け方を下にまとめました。
オスグッド |
成長痛 |
|
発症年齢 |
10〜15歳頃 |
3〜12歳頃 |
痛み方 |
・運動時のみ ・重症化すると安静時も |
・特に夕方、夜〜朝に多い ・寝ているときに痛みが出やすく運動時は出ない |
痛む場所 |
膝 |
足全体 ※個人によって痛む場所が異なる |
原因 |
膝の使いすぎ |
不明 |
小学校高学年〜中学生頃に現れた膝の痛みは成長痛ではなく、オスグッドである可能性が高いです。特にスポーツを熱心に行っている場合は注意しましょう。
成長痛だと放置していると症状が悪化する可能性があるため、治療を受ける必要があります。
オスグッドの原因「成長期の柔らかい骨に負担がかかること」
オスグッドは成長期でまだ柔らかい骨に、負担がかかることで発症します。骨に負担がかかるケースは大きく次の2つです。
- スポーツなどによる膝の酷使
- 姿勢不良
詳しく解説します。
ケース①スポーツなどによる膝の酷使
多くの子どもは、スポーツによる膝の酷使が原因でオスグッドを発症します。過度な運動をすることで、骨にダメージが加わるためです。
成長期は骨の成長スピードが早いため、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の成長が追い付かず、筋肉が引っ張られて固くなっています。
筋肉が固くなった状態で運動を続けると骨の表面が引っ張られ、剥がれてしまうのです。骨の表面が剥がれると炎症が起き、膝の下に痛みや腫れが起こります。
ケース②姿勢不良
画像参照:宜野湾整形外科医院
X脚や骨盤後傾などの姿勢不良もオスグッドの原因の一つです。
X脚の場合はスクワットやランジの際に膝が内側に入るため、膝に負担がかかりやすくなります。扁平足の方はX脚を引き起こしやすいため、注意が必要です。
また、骨盤後傾の状態でも膝に負担がかかります。重心が後ろに傾くことで、立った時や走ったときに太ももの前面が過剰に引っ張られるためです。
オスグッドになりやすい時期「男子10~15歳、女子8歳~12歳」
オスグッドになりやすい時期は次の通りです。
発症時期 |
|
男子 |
10〜15歳 |
女子 |
8歳〜12歳 |
時期は男女でズレがあり、女子のほうが早めに発症することが多いです。
スポーツをしている子どもに発症し、割合は男子の方が多いのが特徴です。また発症した場合は、女子のほうが症状が長引く傾向にあります。
オスグッドの治療方法
オスグッドの治療方法には次の3種類があります。
- 保存的治療
- 装具治療
- 手術
お子さんに膝の痛みがある場合は治療を行いましょう。また、強い痛みが出た場合の応急処置も紹介します。
すぐにできる応急措置
強い痛みが出た場合、まずは膝の皿の下あたりを冷やしましょう。強い痛みが出た直後は炎症が強く起こっているため、冷やすことで炎症を抑えて痛みや腫れを減らします。
ただし、これは応急措置なので治療に行くまでの一時的な対処法として行いましょう。常に冷やしていると血行が悪くなり、治りが遅くなります。
1.保存的治療
オスグッドの基本的な治療は、安静やストレッチなどの保存的治療です。発症初期であれば部活動を休む、練習量を減らすなどの対処方法で症状が治ることもあります。
膝に負担がかからない練習なら行っても問題ありません。また、ストレッチを行って太ももの筋肉の柔軟性を高める方法も効果的です。
ストレッチでは無理に伸ばしすぎると、筋肉が傷つき固くなる場合があるため、気をつけましょう。
2.装具治療
痛みが続く場合は「オスグッドバンド」という装具をつけます。膝下を装具で押さえることで、太ももの筋肉に引っ張られる力を分散して骨の負担を減らします。
3.手術
保存的治療や装具治療で良くならなかった場合は「遊離骨片摘出術」という手術を行います。
太ももの筋肉に引っ張られて剥がれた骨のかけら(遊離骨片)を取り除き、骨が突き出ている部分を切除して平らにします。
オスグッドの治療期間「平均1か月半~3か月」
オスグッドの治療期間は平均1ヶ月半〜3ヶ月です。初期症状であるほど治療期間は短くなりやすく、重症がすると治りにくくなります。
重症化していた場合は半年ほどかかる場合もあるため、早めの治療を心がけましょう。
オスグッドでやってはいけないこと
オスグッドで次のことを行うと、症状が悪化するおそれがあるため控えましょう。
- 無理な運動
- 冷やして血行を悪くする
- 強いマッサージなど
順番に解説していきます。
1.無理な運動
オスグッドの原因は膝の使いすぎであるため、無理な運動をすると症状が悪化します。膝の曲げ伸ばしを極力避けて、安静にすることが大切です。
2.冷やして血行を悪くする
痛みがある部分を冷やして血行を悪くするのはよくありません。これは血行が悪くなることで、患部に栄養や酸素が行き渡らなくなり、治りが遅くなるためです。
強い痛みが出た直後は応急措置として冷やしても良いですが、長期間冷やし続けるのはやめましょう。
3.強いマッサージなど
強いマッサージを行うと筋肉が傷つき、固くなる原因となります。オスグッドは筋肉が固くなり、骨を引っ張ることで発症する疾患です。
筋肉を柔らかくしようと強いマッサージを行うと逆効果となるため、自己流のマッサージは控えましょう。
オスグッドの予防法
オスグッドの1番の予防方法は、太ももの筋肉を柔らかくすることです。次のようなセルフケアは予防効果が見込めます。
- 運動前はストレッチを行い筋肉を柔らかくする
- 運動後にはアイシングやストレッチでクールダウンする
- オスグッドバンドを装着して運動する(再発予防)
上記のセルフケアを行ったうえで、次のような対策を行うとより効果的です。
- 練習メニューの変更
- バランスの良い食事をする
- 適度なストレッチをする
詳しく解説します。
1.練習メニューの変更
子どもの成長に合わせて練習メニューは調整しましょう。成長期は筋肉が固くなりやすいため、激しい練習メニューを続けているとオスグッドを発症しやすくなります。
練習量や膝の曲げ伸ばしの運動を減らすなどして、筋肉を使いすぎないように気をつけましょう。
子どもは膝の痛みがあっても、無理に練習を続けることがあります。大人が配慮して練習を調整してあげることが大切です。
2.バランスの良い食事をする
成長期は急激に骨や筋肉が成長するため、バランスの良い食事をすることが大切です。栄養を十分に取らないと、骨や筋肉がもろくなり疲労しやすくなります。
健康で強い骨や筋肉をつくり、ケガしにくくするには、好き嫌いをせず必要な栄養素をきちんと摂りましょう。
3.適度なストレッチをする
オスグッドは太ももの筋肉が固くなることが原因であるため、適度なストレッチは予防に効果的です。ゆっくりと筋肉を伸ばして、柔軟性を高めましょう。
ただし、勢いをつけて過度に伸ばそうとすると筋肉が傷つき、固くなります。気持ちいいくらいの力で、時間をかけてストレッチを行いましょう。
病院や他の医院でよくならない理由
病院や他の医院でよくならないのは、ただの成長痛と決めつけて、適切な処置が行われていないことが原因かもしれません。
「運動を控えていれば治ります」と言われた方もいるのではないでしょうか。初期症状であれば治ることもありますが、根本の原因を解決しなければ再発する可能性が高いです。
オスグッドの原因は太ももの筋肉に負担がかかり、固くなることです。運動や私生活を見直して、太ももの筋肉に負担がかかる原因を見つけなければなりません。
広島整体院でのオスグッドの改善法
広島整体院では次のような方法で、オスグッドを改善していきます。
- 太ももの筋肉を緩める
- 痛みをかばうために狭まった、膝の可動域を改善する
- お子さんが理解しやすい説明を行いセルフケアを促す
オスグッドになると「膝を伸ばすと痛くなるのでは」と、膝の動きを制限してしまうことがあります。膝の動きが悪くなると筋肉が固くなる原因となるため、可動域を改善します。
また、お子さん自身が治療の必要性を理解することが必要です。広島整体院ではお子さんへの説明も丁寧に行います。
オスグッドで膝の痛みを抱えたお子さんがいる方は、ぜひ広島整体院へお越しください。
オスグッドに関するよくある質問
オスグッドに関するよくある質問に回答しています。
オスグッドは大人になって再発しますか?後遺症が残りますか?
基本的には、オスグッドは成長期にしか起こりません。大人になるにつれて骨が固くなり、症状が治まることがほとんどです。
ただし、オスグッドの後遺症として膝下の出っ張りや痛みが続く方も、まれにいます。
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